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レストラン・ファミレス

　レストラン・ファミレスの業界規模をご紹介します。

　レストランの業界規模を2005年からチェックできます。レストラン・ファミレスの業界規模・業界動向を比較するときにご活用ください。

レストラン・ファミレス 外食市場

	外食市場	増減	前年比
2005年	25兆269億	−	−
2006年	27兆1,470億	+2兆1,201億	108.5%
2007年	27兆1,669億	+199億	100.1%
2008年	24兆3,592億	▲2兆8,077億	89.7%
2009年	24兆7,009億	+3,417億	101.4%
2010年	24兆4,315億	▲2,694億	98.9%
2011年	23兆9,156億	▲5,159億	97.9%
2012年	23兆6,450億	▲2,706億	98.9%
2013年	23兆475億	▲5,975億	97.5%
2014年	23兆2,386億	+1,911億	100.8%
2015年	23兆9,046億	+6,660億	102.9%
2016年	24兆3,686億	+4,640億	101.9%
2017年	25兆1,816億	+8,130億	103.3%
2018年	25兆4,169億	+2,353億	100.9%
2019年	億	億	%

※参考｜日本フランチャイズチェーン協会、日本フードサービス協会

　ファミリーレストラン（ファミレス）は、ハンバーグなどの洋食を中心としながら、様々な料理を提供する外食業態。

　ファミレス業態を牽引するのは、「ガスト」「デニーズ」「ロイヤルホスト」「サイゼリヤ」などです。

2015年業界動向

　「ガスト」を展開するすかいらーくは、ファンド傘下で経営再建。

　「ロイヤルホスト」を展開するロイヤルホールディングスは、ステーキなどの高単価メニューがヒット。一流のシェフが作る料理や接客レベル向上によって、シニア層を中心に客足が回復。

 

　焼肉業態は、食中毒事件で大打撃を受けたが徐々に回復しつつあります。

　低価格が魅力の和食・麺類などの業態は、今後は商品に力を入れていくことが必須となります。

2016年業界動向

　仕入れなどの調達を輸入に依存する企業が多く、円安や原材料価格の上昇への対応力が重要となってきました。

　外食業界の競争で勝ち抜くためには、メニューの差別化をどのように打ち出すか、さらにどのような戦略で進むかがとても重要。

 

　「ガスト」を展開するすかいらーくは、ファンド傘下で経営再建を進め、2014年秋に再上場。サイゼリヤやジョイフルなどはファーストフードの不振を追い風に売上は右肩上りとなっています。

2017年業界動向

　ファミレスは、朝食メニューを強化。

　手軽に飲めるよう「ちょい飲み」というキーワードで居酒屋などからお客を取り込む施策を行っています。レストラン・ファミレスの客単価アップは見込めないことから、各社は客数アップにつながる戦略が課題。

2018年業界動向

　レストラン・ファミレスは、お客の消費が依然として慎重であることを受け、各企業はメニューや料理の専門性を極めた質と専門性の高いブランドを開発している段階となっています。

　消費者の節約志向と健康志向を意識したメニュー開発で、値頃感のあるメニューやサイドメニューを強化。

 

　サイゼリヤでは、グランドメニューを野菜を多く使ったものに変更。

 

　レストラン・ファミレス業界は、人手不足の対策として各社とも営業時間の見直しが進んでいます。ロイヤルホールディングスが展開する「ロイヤルホスト」は２４時間営業を廃止。「ガスト」を展開するすかいらーくも深夜の営業時間短縮を実施する方向です。

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2018.08.23更新｜BV.07.01

2018.04.20更新｜BV.03.01