新時代を切り開くアマゾンとグーグルが実践するIOT戦略とは

FANGは、IOTのプラットフォーマーだった?

 

 これから到来するIOT時代。

 今後の未来に向けて力を持ち、強みとして活かせる企業は、どんな企業でしょうか?

 

 それは、

 膨大な顧客情報等のデータを直接収集ができる企業。

 

 自動車や産業機械、家電からさまざまなデータを得て、人の行動を把握すれば、それをもとにした利用価値の高い製品・サービスを提供できるチャンスが見えてきます。

 

 世界規模でビジネスを展開するFANG。

 詳しくは、こちら

 IOTで有利なポジションであると言えるでしょう。

 

 では、FANGを見ていきます。

 FANGは、IOTに欠かせないクラウドやAI、そして利用者から得たビッグデータを持ち、サービスを提供するIOTプラットフォーマーとしての立場を強めつつあります。

 

 たとえば、アマゾン。

 アマゾンは、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)を2006年に開始後、データセンターなどへ積極な投資をしています。

 

 ネット通販のイメージが強いアマゾンですが、ビジネス目線で見るとクラウドサービスも強い。現在のところ、世界シェア3割と他社を圧倒しています。

 

 さらにアマゾンは、

 ・ビッグデータ分析サービス

 ・音声認識AI開発(アレクサ)

 など、IOTに関連したビジネスを幅広く展開しているのです。

アマゾンのAI「アレクサ」とは?

 アマゾンのアレクサは、端末が聞き取った言葉をクラウド上のAIが処理。

 アレクサに話しかけると、自動応答する仕組みでアマゾンのAIスピーカー「アマゾンエコー」のみならず、さまざまな企業が対応機器を発表しています。

 

 アマゾンは、音声AIを通じてビッグデータを収集し、新たなビジネスにつなげる戦略といえるのです。

 

グーグルのAI「グーグルアシスタント」とは?

 グーグルも2009年から研究に取り組んでいます。

 グーグルは、自動運転で先駆的な立場です。現在は、子会社のもとで事業化に進みつつあります。

 

 グーグルは、「AIファースト」を掲げ、過去5年間でAI関連企業を11社も買収。

 対話型AI「グーグルアシスタント」をスマートフォンやAIスピーカー、自動車向けに展開しているのです。

 

 一方、アマゾンに比べると後発のクラウドサービスも強化し、サーバーやデータセンターへの投資は、年間1兆円。

 アマゾンを猛追しているところです。

FANGが手掛ける宇宙ビジネスとは

 FANGのビジネスは宇宙に向かう。

 グーグルは、2015年に宇宙ベンチャー企業、スペースXに投資信託大手フィデリティと共に出資。10%の大株主となりました。

 

 スペースXとは、EVベンチャー(電気自動車)であるテスラのCEO イーロン・マスクが起業した会社です。

 

 スペースXは、

 格安コストによる宇宙ロケット。

 宇宙産業に突然現れたベンチャーです。

 

 グーグルがスペースXに出資した目的は、全世界規模の高速インターネットインフラの構築です。

 

 世界に目を向けると、

 全世界人口のおよそ30億人は、未だにネットに接続できない環境にあるのです。

 

 グーグルは、スペースXが打ち上げを計画している4000基の小型中継衛星を使い、全世界に宇宙から電波を飛ばす。

 

 結果的に地球上のあらゆる場所から

 ネット接続が可能となる。

 このような意図がグーグルにはある。

 

 もし、実現が可能となれば、全世界を自社のIOTビジネスに組み込むことさえ可能となる。

 

 世界規模のビジネスを宇宙から変えていく。

 ITの巨人 グーグルは、人間が生きていく上で欠かせない存在になることもあるのかもしれないのです。

 

 一方、フェイスブックはどうか?

 フェイスブックは、人工衛星ではなく長期間滞空できる無人機を中継することに取り組む。

 

 今まで基地局の電波が届かなかった地域とネット接続する計画を進めているのです。

 

 このようにプラットフォーマーとしてのポジションを確立しつつあるFANG。日本企業は、どのような戦略を打っていくのでしょうか?

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